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2015-06

6月5日(Fri.)

 最近、新しい本を買っていなくてずっと本棚にある本を端から手に取って三周、四周としていたんですが、今日で柴村仁さんの所謂「由良三部作」というものを読み終えました。

 

「プシュケの涙」から始まり、「ハイドラの告白」。そして「セイジャの式日」です。「プシュケの涙」は何度も読み返して読了後に形容しがたい切なさと夏の爽やかさが残ります。その後に続く、二冊もとても面白いので愛読書になっています。

 

 初めて読み終えた後、題名にもなっているカタカナの部分がわからなかったので調べてみたのですが「プシュケ」は蝶、「ハイドラ」は愛する人に告白の出来ない女神、だったような気がします。今調べてきたら若干というか全然違っていたのでよくわからなくなってきました。ちなみに最初は辞書で調べていたのでそっちの方を信用しておきます。どうでもいいんですがすごくカタカナを覚えるのが苦手です。

 

 柴村さんの文体がものすごく好みで、こんな風に読みやすくて優しい文章が書ければいいなと思っていながら今日も今日とて書いております。

 

 今書いているのは東巻♀の甘い話を目指した何かなんですが、この話に一区切りつけば鉢尾を書こうと思っています。というのも先日投稿した話を流し読みしていて鉢尾の続き物が去年の2月で更新が止まっていたのを発見したからなのです。更新を止めていたのは覚えていたんですがまさかそんなに前だと思っていませんでした。完全に私が続きを書く前に東巻沼に思いがけずハマってしまったのが原因です……。申し訳なさもありながらいろいろ発行していました。そのことに後ろめたさも感じていまして、イベントに暫く参加予定もないし鉢尾まだめっちゃ好きだしちゃんと完結させよう!と決意した次第です。最大の理由は紙の海と化した机を片付けていたらその話の設定が出てきたからです。鉢尾の日に投稿出来る事を目指しています!

 

 あと、日記の最初に長々と書くのはその後に続かないことを示しているというのが個人的な仮説なのですが一体本当のところはどうなんでしょうか。括目です。